晴れ、時々 満天の星

ただいま

3月12日。散歩の帰り、夕暮れ。

晴が十二指腸狭窄で2月10日に入院してから1ヵ月、ようやく今月11日に退院してきました。

いや~長かった!!!(笑)

そして晴と無事、家に帰って来られたことに感謝です。まだまだ治療は続くけれど頑張ったね。帰ってくる場所があることは幸せだと実感しました。

そんな意味で「ただいま」です。

「ただいま」「おかえり」いつも何気なく交わしている言葉がキラキラと輝きます。高尾に足跡スタンプを沢山押しまくります(●^o^●)

なんでそんなに高尾が好きなんだ?とよく笑われますが…「此処に居ることが私だから」上手くは言えませんがそんな感じです。

 

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海苔なかま

「ツキ、海苔あげるよ~」とつまんだ海苔を振り振りすると駆けよって来るツキさん。海苔、大好きです。はぐはぐと器用に、あっと言う間にペロリと食べてしまいます。

缶詰よりもマタタビよりも海苔!そして草!

ツキはきれい好きなので身体をよく舐めます。なので毛玉がよく溜まるのでしょうね。猫が身体を舐めるのはビタミンDの補給もあるそうです。が…私の腕まで舐めてくれるのは良いけれど、あまりにも念入りで痛いんですけれど、ね。

そしてハルさんも海苔が大好物!

前は納豆がダントツ一位でしたが最近飽きてきました。

1位 海苔

2位 海苔ピーパック

3位 めかぶ

最近のブームは海藻みたいですね(笑)

お腹の中にいた時と好みは一緒です。納豆、キムチ、とうもろこし、海苔という具合に妊娠中は赤ちゃんの好物が分かります。

手に持った海苔を私の口に、次に自分の口にと交互に運ぶハルさんですが、わざと強く握って海苔を取れなくしてニヤニヤ。そんないたずらをして楽しんでいます。

美味しい物はコウゼで食べる(コウゼ?少ない人数でという意味らしいです。母の方言?)というけれど、美味しい物はみんなで食べよう!

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木陰

9年振りに息子が大きなテンカン発作を起こして入院。

2泊の入院から帰ってきました。

気分転換に少し散歩。山から見下ろした風景。柔らかなみどりに大きな杉の影、そこに寝ころびたいなぁ…と思ってパチリ。赤とんぼと涼しい風。帰ってこれて嬉しい。

息子(ハル)に関してのブログ「晴れ、時々満点の星」は重症心身障害者であるハルのフィルターを通して書いたり、家族や周りの人達が感じたりしたことを綴っていこうと始めました。皆さん良かったらたまにご覧くださいね!

短期の入院でしたがハルは家に近づくと「ハイ!ハイ!」と声をあげニコニコしながら到着。(お家に着くね。僕うれしいよ。の気持ちです。) 猫さんたちは玄関ドアにべったりくっついてお出迎え(^-^)後を追いかけふくらはぎをポンポン叩いて淋しかったアピールをしていました。

ハルも猫さんも甘えん坊全開の日常がスタートしました。慌ただしくて騒がしい毎日は大変だけれど、愛おしい日々と改めて教えられた気持ちです。皆さんはどんな日常をおくってらっしゃいますか?夜空を見上げると、その遠くまで見えそうな綺麗な夜でした。

 

 

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母子手帳

11日が過ぎて、息子は15歳になりました。

最近思い出すことがあります。6ヶ月検診の時に言われた言葉。待合室で母子手帳を見た係の方から「お母さん、今はこの子のことだけ考えてあげてくださいね。」と。

私の心は「え?」でした。まだ何も会話もしていない方から言われた言葉でした。もちろん、悪気が無いことも分かっていました。ただ心の中で「この子だけが特別なわけじゃないのにね。上の子も夫も不安と心配でいっぱいなのに…そして全てを皆が受け入れているわけでもないのに」と感じていました。

この「え?」という気持ち、どこからくるのでしょうか。

 

通院で車椅子に乗った息子を見たご高齢の方から「可哀想に」と言われることもあります。この時も心は「え?」です。最初に言われた時、私は内心、またか…と思い「可哀想なんかじゃないですよ」と言ってしまいました。なんて母親だという視線が返ってきました。

 

消化不良の中、支えになった大きな言葉があります。それは小児科の主治医の先生の言葉です。

先生から「重度の脳性まひと精神発達遅滞で歩けることはないでしょう。」と診断された時に、「私たちに何か出来る事はありますか?」と尋ねました。先生は「愛してあげることです。」と一言。それなら出来る。出来ている。

私はそう感じ、同時にストンと心に納まった瞬間でした。どうしてか?よく考えると、そこに無理はない。という答えが出ます。

「ただ愛すること」が「~するべき」「~でなければならない」というような義務?に変わる時、拒絶と違和感が心を重たくするんだよなぁーと…冷蔵庫をパタパタ開けて今思っています。ああ、献立が決まらない(笑)

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短冊 星に願いを

もうすぐ15歳。重症心身障害児と言われてからもうすぐ15年経つ息子が持ち帰ってきた短冊のお願い事。

彼の夏の好物は、スイカ、枝豆、トウモロコシ。母子で枝豆が大好物なので、殻になった莢がどんぶりに山盛り一杯。

夫はこれを見て、気持ち悪いと眉間にしわ(笑)自分だってビールだけは冷やすのを忘れないくせにね。

そんな息子が食べたい物を伝える時は目からビーム光線が出る。感知した私は冷蔵庫や棚にある物を浮かべ、しょっぱいお菓子?海苔?納豆?シュークリーム?などから彼の今食べたい物を選び出す。所望の物が無い時、不満足そうに視線を落とし無言になる…。明日用意しとくねって言葉には意味が無い。今食べたい物は明日にはもう要らない物になっているよね。このビーム光線、出す方も受ける方も真剣勝負!今年はたくさん枝豆たべれるかな?食い気がいつも先行する短冊だけれど、星のマークが大好きなので、服もついつい星柄が多くなる。その星を指で撫でてご満悦。

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